数は最小限に
ほくろ取りを美容手術として行うのが、当たり前のようになってずいぶん経ちます。しかし、ほくろはなくしてしまえばキレイになれるものでもありません。
ほくろというのは残しておいてもいいのです。
いくつかあるほくろの中で、顔の印象を損ねているほくろだけを取ればいいのです。ほくろは1つなくなるだけで、全体のイメージはものすごく変わりますよ。
技術的には一度でたくさんのほくろを取ることは可能です。「ほくろ取り」と言うと簡単に聞こえるかもしれませんが、大事な体に傷をつけることでもあります。
たくさんのほくろを取るならば、同じだけたくさんの傷を体につけることになります。それが顔の場合、ほくろ取り直後はキレイとは程遠い、傷だらけの顔になるということです。
一度に何もかもと欲張らず、傷をできるだけ少なくしてキレイになるにはどうすべきか、と考えてみましょう。
ほくろは種類、大きさ、場所によって、ほくろ取りの方法が変わります。どの方法でも、傷跡が残ることが、シミの治療とは違います。
ほくろのあったところが傷跡になるのですから、その傷跡がきれいにならないとせっかくほくろを取っても意味がありません。
時には、治療前のほくろのある状態の方が自然できれいだった、という可能性もあります。
当然、傷跡は徐々に目立たなくなるものですが、ほくろ取りをあまりにもたくさんしていると、傷跡も多い分、回復が遅れ、傷跡がいつまでも目立つことがあります。
ほくろ取りは、レーザーを当てたり、メスで切り取れば終わり、というものではありません。傷をなるべく作らず、少しでもキレイに取り除くことが最も大事なことです。
美容手術で最も重要なのはその点で、そこが普通の外科手術とは違います。よって、ほくろ取りをどのように行うかは、顕微鏡のレベルで診断して、傷が最小限できれいに取れる治療法をお医者さんがアドバイスします。
そのアドバイスを得たうえで、取ること自体を欲張らずに、いくつほくろ取りするのか、傷跡が少なくて済むのはどの方法かを決めてください。
特に顔は、女性にとっては何物にも代えられない大事なところです。できるかぎり手を加えずに、持って生まれたきれいな状態を残していられるようにしたいですね。
