足の裏にできたほくろ
足の裏のほくろは癌の元、とテレビの医療・健康番組などで最近よくみかけますよね。
それを見ると心配になる方が大勢いらっしゃるようですが、大部分の方は良性の母斑細胞(ほくろやあざ)です。
しかしその中にも、ときどき悪性黒色腫があることもあります。悪性黒色腫とは、メラニン色素を作り出すメラノサイトが癌化したものを言います。
日本人には欧米人より悪性黒色腫が足の裏にできやすい、というデータがあるので、足の裏のほくろは要注意なのは確かです。
そう聞くとどうしても気になってしまって、ほくろ取りを考えている方もいるのではないでしょうか。でもその前に、自分の足の裏のほくろをもう一度よくチェックしてみてください。
悪性黒色腫は皮膚癌の一種ですが、移転しやすく、命の危険にさらすものです。ですから、初期段階で正確な診断を受けることが重要です。
どういうほくろが良くて、どういうのが悪いかを肉眼で見分ける方法をご紹介します。心配な方は次の5つのポイントを押さえて、自分の足の裏をよくチェックしてくださいね。
肉眼で見て、@非対称な不規則な形をしている、A周りの皮膚との境界線が不鮮明、B色調に濃淡がある、C直径7ミリ以上のサイズ、D盛り上がっている、などです。
これら5つが当てはまる場合は、足の裏のそのほくろは悪性黒色腫の可能性が高いので、皮膚科の受診を急ぎましょう。
また、このチェックでは自分ではよくわからない、自分で正確に判断する自信がないという方は、躊躇せずに専門医に診てもらいましょう。
足の裏にはほくろはできやすいものです。それが悪性黒色腫であるのは0.01%という非常に少ない確率です。
足の裏のほくろ取りを予定している方はそんなに多くはないでしょうが、ほくろを取るからと言わず、足の裏というのは普段から観察をしておくといいですよ。
